【2025年12月版】住宅ローン金利の最新比較とFPの判断基準
変動金利は上昇傾向、フラット35も上昇に
今月も “固定も変動も上昇”。FPが12月の金利動向をわかりやすく整理します。
こんにちは、住宅専門FPのOKDです!
2025年12月の住宅ローン金利が発表されました。
変動金利はUFJ銀行がいよいよ上昇、他金融機関もそれに合わせて上昇傾向の中、いくつかの金融機関は下げも。
一方、フラット35は先月に続き上昇し、長期固定を選ぶ方には慎重な判断が求められる局面になっています。
📈 フラット35:21〜35年型は1.97%へ上昇(前月比+0.07%)
フラット35(融資率9割以下・団信あり・返済期間21〜35年)の最頻金利は1.97%。
11月の1.90%からさらに上昇し、ここ数ヶ月でじわじわ高くなっています。
フラット20(20年以下)は1.58%へ上昇。
子育て支援、建物の性能によっての金利優遇が大きく、全期間固定ではフラットが圧倒的に狙い目に。
【銀行別】全期間固定(2025年12月)
以下は、主要金融機関の「全期間固定」の12月金利です。
かなり上がりましたね・・
| 金融機関 | 固定金利(年) | 備考 |
|---|---|---|
| 京都銀行 | 3.2% | 全期間固定(団信・商品により変動) |
| 関西みらい銀行 | 2.73% | 全期間固定 |
| りそな銀行 | 3.2% | 全期間固定(融資手数料型) |
| 埼玉縣信用金庫 | 2.25% | 全期間固定(30年超〜35年以内) |
| 常陽銀行 | 2.06%~ | 全期間固定(条件により変動) |
| 紀陽銀行 | 2.65% | 全期間固定 |
| 池田泉州銀行 | 2.75% | 全期間固定(35年以内) |
【銀行別】変動金利一覧(2025年12月)
変動金利はメガバンク・地銀ともに、独自の動きですね。
もう政策金利が上がる=変動金利が上がるではなくなってきましたね。。。
| 金融機関 | 変動金利(年) | 備考 |
|---|---|---|
| 南都銀行 | 0.625% | 最優遇帯(条件により異なる) |
| 京都銀行 | 0.975% | 京銀住宅ローン(最優遇帯)三大疾病付 保証料金利上乗せ |
| 関西みらい銀行 | 0.645% | 新規・全期間型の最大引下げ時 |
| りそな銀行 | 0.640%~ | 融資手数料型の最優遇帯 |
| 埼玉縣信用金庫 | 0.845%~0.945% | さいしん住宅ローン金利プラン |
| 中央労働金庫 | 0.875%~ | 団体会員の参考金利(手数料タイプで異なる) |
| 武蔵野銀行 | 0.730%~ | 融資手数料型(がん団信付の代表値) |
| 滋賀銀行 | 0.75% | 事務手数料定率タイプの最大引下げ時 |
| 紀陽銀行 | 0.680% | 最優遇帯(商品・条件により異なる) |
| 池田泉州銀行 | 0.620% | 全期間重視プラン(融資手数料型) |
FPが見る12月の金利動向まとめ
- フラット35は今月も上昇 → 固定金利派は慎重に判断が必要だけど子育て支援割引などがあるのでフラットは狙い目
- 変動金利は動き出した → UFJがいよいよ上げに
- 固定を選ぶか変動を選ぶかは、家計のリスク許容度で大きく変わる
2025年12月の日銀金融政策決定会合では政策金利の利上げがありそうとのこと。
2026年はさらに利上げが。。。
変動金利が1.8%を超える日は近いかもしれませんね。。。
📣 金利の判断に迷う方へ
「比較してもよく分からない…」という方は、住宅購入サポート(有料)で、あなたの家計・ライフプランに合わせた最適な住宅ローンの選定を
サポートいたします。
>お問い合わせはこちら<
