【2026年版】建築費高騰はいつまで続く?家づくりを検討している方が今考えるべきこと
建築費高騰はいつまで続くのでしょうか?住宅価格上昇の原因やナフサ問題、住宅ローン金利上昇の影響を解説。家づくりを検討している方が今考えるべきポイントをFPがわかりやすくお伝えします。
はじめまして
はじめまして。おうち購入研究所の寺腰穣です。
私は住宅購入を検討されているご家族向けに、ライフプラン作成や住宅購入サポートを行っています。
家づくりのご相談を受けていると、
「住宅ローンはいくらまでなら大丈夫ですか?」
「今は家を買うタイミングとしてどうなんでしょうか?」
「建築費が上がっていると聞いて不安です」
といったご相談をいただくことが増えています。
今回は最近ご相談が増えている「建築費高騰」についてお話しします。
建築費高騰はいつまで続くのか?
最近、
「去年より見積もりが高くなった気がする」
「家づくりをもう少し待った方がいいのでしょうか?」
というご相談をいただくことがあります。
実際にここ数年、住宅業界では建築費の上昇が続いています。
木材価格、人件費、物流費の上昇に加え、住宅設備や建材に使用される石油化学製品の価格上昇も影響しています。
そのため、同じような住宅を建てる場合でも、数年前と比較すると建築費が大きく上がっているケースも珍しくありません。
建築費高騰の背景にある「ナフサ問題」とは?
住宅というと、木材・鉄骨・コンクリートをイメージされる方が多いと思います。
しかし実際には、断熱材、給排水配管、クロス、フローリング、接着剤、塗料、ユニットバス、トイレなど、多くの部分に石油由来の材料が使われています。
その原料となるのが「ナフサ」です。
ナフサ価格が上昇すると、住宅に使用されるさまざまな建材や設備にも影響が出てきます。
- 建材価格の上昇
- 納期の長期化
- 一部商品の供給不足
などが発生し、住宅価格の上昇につながることがあります。
家づくりは待った方が良いのでしょうか?
ここで多くの方が考えるのが、「価格が落ち着くまで待った方が良いのでは?」ということです。
ただ、私は必ずしもそうとは思いません。
なぜなら、建築費がいつ下がるかは誰にも分からないからです。
また、現在は住宅ローン金利も上昇傾向にあります。
仮に建築費が下がったとしても、その間に住宅ローン金利が上昇すれば、結果として総返済額が増えてしまう可能性もあります。
そのため、「いつ建てるか」だけを考えるのではなく、「自分たちにとって無理のない予算はいくらなのか」を知ることが大切だと考えています。
建築費高騰の今だからこそライフプランが重要
家づくりで後悔しないためには、次のようなことを事前に確認する必要があります。
- 教育費はいくらかかるのか
- 老後資金は準備できるのか
- 住宅ローンは無理のない金額なのか
- 今後の収入の変化に対応できるのか
実際にご相談いただく方の中にも、「住宅ローンは組めるけれど、本当に大丈夫なのか不安」という方は少なくありません。
借りられる金額と、安心して返済できる金額は必ずしも同じではありません。
だからこそ、住宅購入前にライフプランを作成することが大切だと考えています。
工務店選びで確認したいポイント
最近は住宅会社や工務店の経営環境も厳しくなっています。
家づくりでは、契約金・中間金・上棟金など、完成前にまとまったお金を支払うことがあります。
そのため工務店選びでは、「住宅完成保証制度」に加入しているかを確認することをおすすめします。
万が一住宅会社が倒産した場合のリスクを軽減できる制度であり、住宅会社を選ぶ際の判断材料の一つになります。
今、一番避けたいのは焦って契約すること
建築費が上がる。金利が上がる。
そう聞くと焦ってしまう方もいらっしゃいます。
しかし、焦って契約することが一番危険です。
大切なのは、次の4つです。
- 自分たちの予算を知る
- 教育費を考慮する
- 老後資金を考える
- 将来のライフプランを確認する
その上で住宅購入を判断することです。
まとめ
建築費高騰の背景には、木材価格の上昇、人件費の上昇、物流費の上昇、ナフサ価格の上昇など、さまざまな要因があります。
ただし、家づくりで本当に大切なのは、「建築費が上がるか下がるか」ではなく、「自分たちが安心して返済できる予算はいくらなのか」を知ることです。
家づくりは購入することがゴールではありません。
購入後も家族が安心して暮らしていけることが大切です。
住宅購入のタイミングや予算について不安がある方は、一度ライフプランを作成してみることをおすすめします。
家づくりでお悩みの方へ
おうち購入研究所では、ライフプラン作成、住宅ローン相談、ハウスメーカー選び、工務店選びを中立な立場でサポートしています。
「自分たちはいくらまでの家なら安心して購入できるのか?」を知りたい方は、お気軽にご相談ください。

