フラット35は前月より下落/変動金利は据え置きでも一部上昇/固定金利も依然高水準
住宅ローン金利は今どう選ぶ?固定・変動の判断ポイントをFPが解説。
こんにちは、おうち購入研究所の岡田です!
2026年7月の住宅ローン金利が出そろいました。
今月の特徴は、
- フラット35:前月より少し下がったものの、3%台で高止まり
- 変動金利:一部を除き大きな変更なし
- 固定金利:依然として高水準
という状況です。
この記事では、主要金融機関の金利(変動・固定・フラット35)を、いつも通り「表」でまとめています。
最後に、FP目線で今後の住宅ローン選びのポイントも整理していますので、ぜひ参考にしてください。
📉 フラット35:3.14%(21〜35年・融資率9割以下・新機構団信付)
まずはフラット35です。
2026年7月のフラット35(21〜35年・融資率9割以下・新機構団信付き)の最も多い金利は、3.14%となりました。
前月の3.21%からは下がりましたが、それでも3%台。
数年前の感覚で見ると、かなり高い水準です。
フラット35は長期金利の影響を受けやすいため、今後も上下する可能性があります。
固定金利を検討している方は、建物性能や子育て世帯向けの金利優遇も含めて、実質金利で判断することが大切です。
すでに長期金利が7月に入り上がっているところを見ると
8月の金利は上がるのかなという感じです。。。
全期間固定:3%台が目立つ。固定で安心を取るにはコスト確認が必須
固定金利は、金融機関・手数料タイプ・団信の種類でかなり差があります。
ここでは、比較しやすいように代表的な全期間固定または10年固定の目安を掲載します。
| 金融機関 | 固定金利(年) | 備考 |
|---|---|---|
| 京都銀行 | 3.90% | 全期間固定 特別金利あり |
| 関西みらい銀行 | 3.67%〜 | 全期間固定(35年以内・融資手数料型) |
| りそな銀行 | 4.03% | 全期間固定・商品条件により変動 |
| 南都銀行 | 3.25% | 10年固定・最大引下げ後 |
| 常陽銀行 | 3.85%〜4.05% | 特別金利あり |
| 紀陽銀行 | 3.46% | 全期間固定金利プラン |
| 池田泉州銀行 | 3.75% | 全期間固定金利プラン |
| 滋賀銀行 | 2.775% | 10年固定・事務手数料定率タイプ |
※固定の表は「全期間固定」の代表金利です。手数料型/保証料型、団信の種類、条件充足で上下します。最新は各行HPをご確認ください。
🏡 変動金利:大きな変更は少ないが、1%前後が当たり前に
変動金利は、今月も大きな変更は少ない状況です。
ただし、以前のような0.3%台・0.4%台の感覚ではなく、1%前後の銀行も増えてきています。
auじぶん銀行はとうとう1%を超える金利となりましたね。(1.08%~)
今後も政策金利や短期プライムレートの動き次第では、さらに上がる可能性があります。
変動金利を選ぶ場合は、今の金利だけでなく、2.5%を超えても家計が耐えられるかを確認しておきましょう。
📈 2026年7月の変動金利(金融機関別一覧)
| 金融機関 | 変動金利(年) | 備考 |
|---|---|---|
| 南都銀行 | 0.875% | 最優遇帯 |
| 京都銀行 | 1.425% | 通常プラン最下限。3大疾病プランは1.225% 特別金利あり |
| 関西みらい銀行 | 0.845%〜 | 融資手数料型・最優遇帯 |
| りそな銀行 | 0.845%前後〜 | 融資手数料型・条件により変動 |
| 埼玉縣信用金庫 | 0.945%〜 | さいしん住宅ローン金利プラン |
| 中央労働金庫 | 1%台〜 | 会員区分・手数料タイプにより異なる |
| 武蔵野銀行 | 0.98%〜 | 商品・条件により変動 |
| 滋賀銀行 | 1.000% | 事務手数料定率タイプ・最大引下げ後 |
| 紀陽銀行 | 0.840% | 手数料定率プラン |
| 池田泉州銀行 | 0.89%〜 | 商品・条件により変動 |
※変動金利は各行の最優遇帯・代表例です。審査、団信、手数料型、取引条件により実際の適用金利は異なります。
なぜ金利が高止まりしているのか?(FP目線の整理)
- 固定金利:長期金利の影響を受けやすく、3%台が目立つ状況 今後はさらに上がる見込み
- フラット35:6月より少し下がったものの、3.14%と高水準 今後はさらに上がる見込み
- 変動金利:大きな変化は少ないが、以前より確実に高い水準 今後はさらに上がる見込み
今後どんな動きをするのか?(OKDの判断基準)
今後も、住宅ローン金利は毎月しっかり確認していく必要があります。
特に変動金利は、金融機関ごとに見直しのタイミングや優遇幅の考え方が違います。
「今月は据え置きだから安心」ではなく、今後3年から5年で2.5%,それ以降も3.5%ぐらいまで上がっても大丈夫かという視点で見ておきたいところです。
固定金利については、3%台が増えてきています。
ただし、建物性能や子育て優遇、地域の補助制度などを組み合わせることで、実質的な負担を抑えられるケースもあります。
📌 0.40%上がると、どれくらい違う?(ざっくり試算)
例:5,000万円/35年
0.845% → 1.245%(+0.40%)になると…
- 毎月返済:約 +9,000円
- 35年総額:約 +380万円(概算)
※元利均等返済・ボーナス払いなしの概算です。条件で変動します。
借り換えは早めにした方が良いのか??
今すでに住宅ローンを組んでいる方からも、
「固定に借り換えた方が良いですか?」というご相談が増えています。
ただ、現時点では固定金利もかなり高くなっています。
そのため、単純に「固定へ借り換えれば安心」という話ではありません。
借り換えを検討する場合は、
- 今の残債
- 残り年数
- 現在の金利
- 借り換えにかかる諸費用
- 今後の家計余力
ここまで確認した上で判断する必要があります。
変動金利から変動金利への借り換えは、手数料を払ってまでメリットが出るかを慎重に確認してください。
もしご不安な方は、一度お問い合わせいただければ一緒に整理します。
初回90分無料相談もお受けしています。
※借り換え相談は内容により有料となります。詳しくはお問い合わせくださいませ。
📣「金利比較してもよく分からん!」という方へ
住宅ローン選びは、金利だけでなく、融資事務手数料・保証料・団信内容・返済方法・借入年数まで含めて“その人に合う設計”が必要です。
選択を誤ると、数百万円単位で差が出ることもあります。
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毎月の金利情報をチェックする意味とは?
「家はもう建てたから、住宅ローン金利は関係ない。」 そう思われる方も多いかもしれません。
しかし、住宅ローン金利は毎月同じではありません。
上がる月もあれば、今回のように下がる月もあります。
将来的に借り換えを検討するタイミングが来るかもしれませんし、 固定金利と変動金利の差が縮まることで、住宅ローンの選択肢が変わることもあります。
だからこそ弊社では、こうやって住宅ローン金利をまとめて発信しています。
住宅ローンは「借りる時」だけではなく、「借りた後」の情報収集もとても大切です。
毎月の金利動向を知っておくだけでも、将来の借り換えや家計の見直しに役立つ可能性があります。
「今は借り換えする必要はないかな?」 「そろそろ固定金利も検討した方がいいかな?」 そんな判断材料として、今後も毎月の金利情報をぜひチェックしていただければと思います。
📌 金利推移まとめ(過去分)
過去の月別金利は、以下にまとめています(毎月更新)。
