【2025年7月版】住宅ローン金利の最新動向とFPが教える判断ポイント
📌「今、住宅ローンはどう動いてるの?」にプロが答えます
こんにちは、住宅購入専門ファイナンシャルプランナーのOKDです!
2025年7月、主要金融機関の最新の住宅ローン金利が発表されました。
フラット35をはじめとする固定金利は少し下がり、変動金利は据え置きが中心ですが、政策金利の影響を受けるタイミングが近づいています。
この記事では、
- フラット35・固定・変動金利の最新情報
- 金融機関ごとの金利比較
- FPの立場からの判断基準とアドバイス
をお伝えします。
金利選びで数百万円単位の差が出る可能性があるからこそ、「なんとなく」で決めずに、ぜひご覧ください!
🏡 フラット35:1.84%に低下。固定金利派に少し追い風!
フラット35は全期間固定型の住宅ローンで、長期金利(10年国債利回り)に連動して動きます。
2025年7月の金利(借入期間21〜35年・団信あり・融資率9割以下)は、年1.84%。前月の1.89%から0.05%の低下となりました。
久しぶりに金利が下がったことで、固定金利派の方には少し朗報です。
ただし、長期的には上昇圧力が続いているため、早めの申し込みや制度活用が重要です。
ZEH水準や子育て世帯向けの優遇制度も引き続き使えますので、対象者は積極的に利用しましょう。
🔒 全期間固定金利:上昇傾向続く中、1%台で借りられる先は?
全期間固定金利は、将来の金利上昇に備えられる一方、金利水準はじわじわ上昇中。
以下に、2025年7月時点の主要金融機関の金利をまとめました。
金融機関 | 固定金利(年) | 備考 |
---|---|---|
京都銀行 | 2.65% | 一般団信込金利(個別金利適応あり) |
関西みらい銀行 | 2.18% | 一般団信込金利 |
りそな銀行 | 2.65% | 一般団信込金利(融資手数料型) |
埼玉縣信用金庫 | 2.25% | 一般団信込金利 |
常陽銀行 | 1.7%~2.4% | 一般団信込金利 |
紀陽銀行 | 2.45% | 一般団信込金利 |
池田泉州銀行 | 2.13% | 一般団信込金利 |
京都中央信用金庫 | 2.25% | 一般団信込金利(個別金利適応あり) |
できれば1%台で固定金利を抑えたいところ。変動金利とのMIXプランなども検討に値します。
また、池田泉州銀行・紀陽銀行はつなぎ融資がないため、最終金一括実行に注意が必要です。
📉 変動金利:据え置き中心だが、政策金利に要注意
変動金利は2025年7月現在、据え置きが主流です。
しかし、1月に政策金利が0.5%に引き上げられて以降、今後の金融政策の動向に注意が必要です。
金融機関 | 変動金利(年) | 備考 |
---|---|---|
南都銀行 | 0.875% | 一般団信込金利 |
京都銀行 | 0.975% | 3疾病団信込・保証料無料キャンペーン中 |
関西みらい銀行 | 0.595% | 一般団信込金利 |
りそな銀行 | 0.640% | 一般団信込金利 |
埼玉縣信用金庫 | 0.945% | 一般団信込金利 |
中央労働金庫 | 0.575%~0.915% | 生協会員割引あり |
武蔵野銀行 | 0.620% | がん団信込金利 |
滋賀銀行 | 0.650% | 創エネ設備設置で金利優遇 |
紀陽銀行 | 0.680% | 個別相談で金利優遇あり |
池田泉州銀行 | 0.620% | 一般団信込金利 |
※上記金利は各公式HP掲載値であり、実際は個人属性によって異なります。
金利が上下する場合もありますので、まずは弊社へ事前相談をおすすめします。
ご自身単独で動くと金利優遇が取れないケースも多々ありますのでご注意ください!
✅ 金利だけでなく“総合的なローン選び”が大切です
住宅ローンの損得は「金利」だけでは決まりません。重要なのは次の3点です。
- 金利(固定 or 変動)+組み合わせ方
- 融資手数料・保証料・事務手数料などの総コスト
- 団信の保障内容(がん特約・三大疾病など)
また、元利均等返済・元金均等返済、頭金を入れるべきか、返済年数は何年か、など「ライフプランに合った設計」が不可欠です。
📣 よく分からない方は、住宅購入サポートをご利用ください
「結局、どれが自分にとってベストか分からない…」という方は、私たちFPが中立な立場から一緒に考えます。
ライフプランをベースに住宅ローンの選択から土地・ハウスメーカー選びまでトータルでサポートします。
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