ライフプラン後の家づくり|土地探し・工務店・住宅ローンで失敗しない方法

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ライフプランの次のステップ|土地探し・工務店選び・住宅ローンで失敗しないために【よくある質問集】

こんにちは〜
OKD岡田です⭐️
いかがお過ごしでしょうか??

ライフプランを一緒に作成して
“マイホームを購入しても良い予算”
が見えると、

次は土地探し・工務店選び・住宅ローン審査と、一気に家づくりが進んでいきます。
「この土地は本当に買って大丈夫?」「住宅ローンはどこで組めばいい?」など、次々に疑問が出てきます。

ここでは、実際に多くいただく質問と、弊社がサポートの現場で特に注意しているポイントを合わせてまとめました。
家づくりを具体的に進めるときの参考にしていただければと思います。

〜ステップ別・よくある質問〜

① 土地のエリア選定・土地探し

Q1. 希望エリアで本当に予算内に収まるの?
→ 土地相場を見ずに“エリアありき”で探すと、予算オーバーになりやすいです。
弊社では、まずライフプランで算出した予算と希望エリアの相場を照らし合わせて候補を絞り、さらに「その価格帯で建てられる住宅会社」まで見据えて計画します。

 

Q2. 周辺環境(道路・騒音・治安)は住んでから問題ない?
→ ネットや図面では分からない落とし穴がたくさんあります。
現地を歩くと…

  • 交通量が多い
  • 夜が暗い
  • 水路が臭う
  • ゴミ置き場の位置や使われ方が気になる
  • 電柱が外構や駐車の邪魔になる

弊社では実際に現地に足を運び、写真や資料を撮ってお客様に共有。
「こういう状況ですが、どう思われますか?」と一緒に確認しながら判断いただけるようにしています。

Q3. ハザードマップを見て大丈夫?
→ 洪水・土砂災害のリスクを後から知って後悔するケースもあります。
弊社では購入前に必ずハザードマップを確認し、もし水害リスクのある土地であれば、火災保険の水災特約が必要かどうか、その場合どれくらい保険料が上がるか を確認。
その上で資金計画に反映するようにしています。

Q4. 地盤改良が必要な土地?費用はどのくらいかかる?
→ 実際に地盤調査をするのは建物の配置が決まってからなので、購入前には分かりません。
そのため、弊社では 改良工事費(100〜200万円程度)をあらかじめ資金計画に組み込む ようにしています。
これで「後から想定外の出費で予算オーバー」を防げます。

Q5. スーモやアットホームだけで探して大丈夫?不動産屋に行った方がいい?
→ ネット情報だけだと「安く見えるけど実は追加費用がかかる土地」や「写真に映っていない懸念点」を見落としがちです。
また、不動産屋に行けばネット未掲載の物件に出会えることもありますが、その場で契約を急がされたり、**釣り物件(実際には売れているのに掲載だけ残し、別物件を勧める手口)**に時間を取られるリスクもあります。

さらに、不動産屋は詳細を正しく伝えず、契約直前になって不利な条件を言い出すケースもあります。
弊社では、提携不動産会社から情報を収集し、その上で現地確認を行い、懸念点や追加費用の要因をチェック
不動産屋を利用する際も「どこに気を付ければいいか」をお伝えしながら、安全に探せるようにサポートしています。

Q6. 将来の暮らしに本当に合う土地?
→ 今の希望だけで選ぶと、後から「やっぱり生活しづらい」と後悔するケースがあります。
例えば…

  • 子どもが成長したら学校まで遠く感じる
  • 車生活前提で、将来免許を返納したら不便になる
  • 騒音や治安の影響で長く住むのがストレスになる

弊社では「今」だけでなく「5年後・10年後の暮らし」もイメージしながら土地選びをサポートしています。

Q7. 境界や越境、契約不適合責任って大丈夫?
勉強会でもお伝えしていましたが、土地を購入するときは「境界がはっきりしているか」「隣地からの越境がないか」「契約不適合責任(売主がどこまで責任を負うのか)」などがとても重要です。
これらが曖昧なままだと、購入後にトラブルに発展するケースがあります。

弊社では、不動産屋さんに対してこれらの条件をしっかり伝え、買主に不利にならないように事前に整えるようにしています。
契約当日に初めて聞かされるのではなく、事前に問題点をつぶしてから契約できるのが安心です。

Q8. 土地契約の前にどんな点を確認すればいい?

→ 土地を決めたあとに進む「重要事項説明(重説)」や「売買契約」では、非常に多くの専門用語や条件が出てきます。
ここでのチェックを怠ると、後から「聞いていなかった…」というトラブルにつながりやすいポイントです。

例えば:

  • その土地に再建築不可や建築条件付きがないか
  • 道路・上下水道・電気・ガスなどインフラの負担がどうなるか
  • 契約解除の特約(ローンが下りなかった場合など)が適切に入っているか
  • 引き渡し時期や手付金の扱いが明確になっているか

特に本審査に進む前に契約が必要なため、ここでの内容は金融機関の審査にも影響します。
弊社では「金融機関から不利に見られないように整える」ことも含めて、契約書・重説を一緒に確認し、必要に応じて修正のアドバイスを行っています。

② 住宅会社・工務店選び

Q1. 住宅会社ってどうやって選べばいいの?

→ 住宅会社選びの出発点は「自分たちの建築予算」を明確にすることです。

家づくりの総予算は
総予算 − 土地代金 − 諸費用 = 建物にかけられる予算
で決まります。

この「建築予算」に合う住宅会社を候補にするのが基本です。
いくら気に入った会社でも、予算を超えてしまえば無理のある計画になり、最終的に後悔につながります。

その上で「性能」「デザイン」「保証体制」など、重視するポイントを比較していくのが正しい流れです。

弊社ではまず資金計画を整理し、その予算に合う住宅会社をリストアップ。偏りなく比較しながら、ご家族に合った選択肢を絞り込めるようお手伝いしています。

Q2. 契約はいつするのが正解?

→ 不動産会社や住宅会社から「キャンペーン中だから」「今月中に契約すれば○○万円値引き」と急かされるケースがよくあります。
ただ、打ち合わせが不十分なまま契約すると、後から大幅な追加費用が発生することが多いのが現実です。
実際に契約を急いでしまい、結果的に600万円も予算が上がった事例もありました。
契約前に打ち合わせ回数を重ね、資金計画を固めてから契約することが何より大切です。

Q3. 標準仕様ってどこまで含まれてる?

→ 標準仕様の範囲は会社ごとに違います。
例えば「照明・カーテン・エアコン・外構」は標準に含まれていないことが多く、平均で100万〜200万円は別途必要になるケースがほとんどです。
また、外構費用は最初の見積もりでは低く書かれていることが多く、後から大幅に上がりやすい項目です。
弊社では、打ち合わせごとに見積もりを資金計画に落とし込み、予算が急上昇しないようアドバイスしています。

Q4. 営業マンの説明ってどこまで信用していい?

→ 営業マンによって知識や姿勢に差があり、都合の悪い部分を契約後まで伝えないケースも少なくありません。
「これは標準仕様です」と言われていたのに後でオプション扱いになったり、「値引きします」と言われた分が別の項目で上乗せされるなど、言った言わないのトラブルは非常に多いです。
弊社では、営業マンの説明内容と見積もりを突き合わせて確認し、矛盾や抜け漏れがあれば早めにチェックしています。
さらに、長期優良住宅やZEH、補助金の申請費用なども確認し、工務店が面倒だからと勧めないケースを防いでいます。

Q5. 補助金や優遇制度はちゃんと使えるの?

→ 長期優良住宅やZEHを選ぶことで、フラット35の金利引き下げや各種補助金が使えるケースがあります。
ただ、工務店によっては「やめといた方がいい」と進めてこなかったり、申請を勝手に外してしまう場合もあります。
弊社ではこうした制度を事前にチェックし、使えるものはしっかり活用できるようサポートしています。

Q6. 工務店とハウスメーカー、どちらが良い?

→ それぞれにメリット・デメリットがあります。

工務店の特徴

  • 自由度が高く、間取りや仕様の融通がききやすい
  • 高気密・高断熱のような性能重視の家づくりは得意な会社が多い
  • 費用は比較的抑えやすい
  • ただし会社や担当者によって品質や対応に差が大きい
  • 保証やアフターメンテナンス体制が弱い場合もある

ハウスメーカーの特徴

  • 品質や保証が安定していて安心感がある
  • 工期が短めで、商品プランも豊富
  • ただし費用は高めで、同じ仕様でも工務店より数百万円高くなることもある
  • 営業担当の提案に流されやすく、柔軟な対応はしにくい
  • 資金計画が無茶なケースもあり、キャンペーンや決算期で「空中契約」を迫られるなど、危険な契約手法が残っている会社もある

実際、同じ延床面積・仕様で比較すると工務店とハウスメーカーで400万〜500万円の差が出たご家庭もありました。
また「工務店はどこが良いの?」という質問も多いですが、HPやインスタを見れば「会社の規模感」「性能へのこだわり」「家づくりのスタイル」「金額感」は読み取れます。
弊社はそうした情報を整理して、お客様が自分に合った会社を絞り込めるようお手伝いしています。
※特定の工務店を紹介して紹介料を受け取ることは一切ありません。

Q7. 最終的にどこで建てるかどうやって決めるの?

→ 決め手になるのは「ご家族が何を一番重視するか」です。
価格・性能・デザイン・保証体制・担当者との相性…重視するポイントはご家庭によって違います。
弊社では、ご家族の優先順位を整理し、コストと安心感のバランスを取った選択ができるようにサポートしています。

③住宅ローン(事前審査〜本審査)

Q1. 事前審査って何のためにするの?

→ 住宅ローンの「仮チェック」です。
銀行が「この人にいくらまで貸せるか」を確認するもので、住宅会社や不動産会社はこの結果をもとに契約を進めていきます。

ただし 借りられる金額=返せる金額ではない ので注意が必要です。
弊社と一緒に作成したライフプランで「無理なく返せる予算」が明確になっている方は、その金額を基準に事前審査を出すことがとても大切です。

また、事前審査の結果は住宅会社や不動産会社に共有されることが多く、
「この人は○○万円まで借りられる」と把握されてしまうと、予算いっぱいの提案を受けるリスクがあります。

そのため弊社では、売り手に情報を握られないよう、お客様に代わって金融機関へ直接事前審査を出すサポート を行っています。
複数の金融機関へ同時に申込むことも可能なので、条件を比較しながら安心して進められます。

Q2. 本審査って何をするの?

→ 本審査は「融資を正式に約束できるか」を銀行が判断する段階です。
提出する書類も増え、より厳密に「収入・勤務先・健康状態」などが確認されます。

ただし、本審査は 売買契約(不動産売買契約や建物請負契約)が済んでからでないと進められません
つまり「契約を結んだ後でローンが下りない」という最悪の事態も起こり得ます。

そのため本審査前に契約を急がないことが大切です。
弊社では、契約前に重要事項説明書や売買契約書の内容を金融機関目線でチェックし、
不利に見られないよう整えた上で本審査へ進めるサポート をしています。

加えて、金利交渉も視野に入れながら、条件をより有利に進められるよう調整しています。

Q3. 住宅ローンはいくらまで借りられる?

→ 銀行は年収・勤続年数・他の借入状況をもとに「借入可能額」を算出します。
一般的には「年収の7倍前後」が目安ですが、これはあくまで銀行の基準。

弊社のお客様はすでにライフプランで「無理なく返せる上限額」が明確になっています。
大切なのは 銀行の基準ではなく、自分の将来設計に合った金額で借りること

実際に「銀行では6,000万円借りられると言われたが、ライフプラン上は安全に返せるのは5,000万円まで」といったケースも多く見られます。
私たちは、銀行の審査結果とライフプランを照らし合わせ、最適な借入額を判断するサポートを行っています。

Q4. 金利タイプはどれが良い?(固定金利 vs 変動金利)

→ 金利には大きく分けて「固定金利」と「変動金利」があります。

  • 固定金利:返済額がずっと変わらない安心感。ただし金利は高め。
  • 変動金利:当初の金利は低く返済額も抑えられる。ただし将来の金利上昇リスクあり。

弊社のお客様はライフプラン作成時に「固定と変動のシミュレーション」を体験済みですが、
実際の選定は 事前審査・本審査を出した後に、最新の金利条件・団信・手数料・保証料を比較して最終判断 となります。

また、固定金利を選ぶ場合は「全期間固定」を基本としています。

Q5. 銀行はどうやって選べばいいの?

→ 金融機関によって金利・団信(団体信用生命保険)・手数料・保証料など条件が大きく異なります。
しかも お客様の属性や借入額によって有利な銀行はまったく違う のが実情です。

例えば同じ条件でも「金利差0.1%」で6,000万円を35年借りると、総返済額で100万円以上の差になることもあります。
弊社では事前に複数の金融機関の条件を確認し、最も有利に進められる銀行を一緒に選定します。

Q6. 繰上げ返済はした方がいいの?

→ 弊社では 繰上げ返済は基本的におすすめしていません
なぜなら、繰上げ返済をすると団信(万一の時にローンが消える保障)まで一緒に減らしてしまうからです。

その資金をむしろ資産運用に回し、将来の教育費や老後資金を増やす方が合理的です。
繰上げ返済をしなくても、正しく資産運用を行えば家計全体での安全度はむしろ高まります。

Q7. 借り換えはすべき?

→ 借り換えは将来の金利動向によっては有効な選択肢です。
例えば金利差が0.3%〜0.5%程度でも、借入残高や期間によっては数百万円のメリットが出る場合があります。

弊社では、お客様の住宅ローンについて 契約後も継続的にフォロー を行い、
借り換えのタイミングや条件交渉のアドバイスを将来にわたって提供します。

④家づくり全般に関して

Q1. 火災保険はどこまで入ればいい?

火災保険は「建物のみ」か「建物+家財」かで大きく金額が変わります。
さらに、火災だけでなく 風災・水災・雪災・盗難・破損 など、どこまで補償範囲を広げるかによっても保険料が変動します。

たとえば水害リスクの低い地域であれば水災補償を外すなど、不要な補償を外すことでコストを大幅に下げられるケースもあります。
弊社ではお客様の地域リスク・家族構成・ライフスタイルを踏まえ、必要最小限で安心できるプラン を提案しています。

Q2. 地震保険って本当に必要?

地震保険は「火災保険単独では地震・噴火・津波による損害は補償されない」ため、検討必須です。

ただし、地震保険は補償額が建物・家財の50%までしか設定できず、保険料も高額です。
そのため「必ず入るべき」とは言えません。

弊社では、

  • 建物の構造(耐震等級など)
  • 住んでいる地域の地震リスク
  • 家計全体の保険バランス

を総合的に見て、加入有無を一緒に検討します。

Q3. 外構工事って住宅ローンに含められる?

外構工事(駐車場・フェンス・カーポート・庭など)は、後回しにされがちですが生活の快適さに直結します。

  • 建物請負契約に含める場合 → 住宅ローンに組み込み可能
  • 建物契約とは別に外構業者へ依頼した場合 → 通常は自己資金が必要ですが、条件を整えれば住宅ローンに組み込むことも可能

実際に「建物の契約金額は予算内だけど、外構費用で数百万円の自己負担が発生」というケースは珍しくありません。
弊社では、家づくりの総予算を考える際に 外構まで含めてトータルで資金計画 を立てるようアドバイスしています。

Q4. 諸費用はどこまで見ておく?

家づくりでは「建物代+土地代」以外にも諸費用がかかります。

主な諸費用

  • 登記費用(所有権移転・抵当権設定など)
  • 融資関連費用(事務手数料・保証料・印紙代など)
  • 火災保険料・地震保険料
  • 引っ越し費用・仮住まい費用
  • 水道負担金や地盤改良費用(必要に応じて)
  • 外構工事費(含めない場合は別途必要)

諸費用は土地・住宅会社・金融機関によって変動します。
そのためライフプラン段階では細かい金額までは算出できませんが、契約時には資金計画と照らし合わせて要チェック する必要があります。
弊社では契約内容を一緒に確認し、予算オーバーにならないようサポートしています。

最後に・・・〜残念なお知らせも〜

ここでご紹介した内容は、実際のサポート現場で特に注意しているポイントの一部です。
これ以外にもそれぞれのお家づくりにはそれぞれのポイントが出てきます。

家づくりは「知っているかどうか」で結果が大きく変わります。

弊社サポートで未然に防ぐことができた事例は過去にたくさんあります。
費用はかかってしまいますが損のないお家づくりになるように
全力でサポートさせていただいております。

サポート内容にご興味のある方、
内容を再度確認したい方はまずはお気軽にご相談ください!
ぜひ一緒にお家づくりを成功させましょう!

👉 お問い合わせ・ご相談はこちら

 

〜残念なお知らせ〜

恐縮ですが・・・
大切なお知らせがあります。

弊社のマイホーム購入サポートは、2025年末から料金改定(値上げ)を予定しています。
申し訳ありません。。。

今年中にお申し込みいただいた方は現行価格でのご案内となりますので、ご検討中の方は早めにお問い合わせください。

👉 お問い合わせ・ご相談はこちら

O.K.D 岡田

趣味は子供のPTA活動。 PTA会長の経験もあるパパFP(ファイナンシャルプランナー)です。 中立的な第三者の立場から、住宅購入や資産運用について専門的なアドバイスを提供。 おかげさまで相談件数は合計1,400件を超えました。 定期的に勉強会やセミナーを開催中。 個別相談も初回90分間は無料でご提供しています。 是非お気軽にご相談くださいね。 LINEでも情報発信しております。  イベント情報や、資産運用のコツなど配信あるかも・・・ 是非ご登録をお願いいたします!!

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