【マイホーム購入、予算オーバーせずに買うには?】
土地の価格交渉成功&予算通りの総額で
マイホーム購入できた実例|土地・建物・ローンの落とし穴を避ける方法
はじめに:なぜ家づくりは“予算オーバー”が起こるのか?
こんにちは✨OKD岡田です⭐️
今のマイホーム購入は、
注文住宅で考えると、建物だけでも延床30坪で3,000万円が最低ラインという時代になりました。
さらに土地には
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高低差の造成費
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擁壁
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控え壁
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深基礎、高基礎
- 境界明示
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契約不適合責任
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地盤改良工事
といった“見えにくい追加費用”が潜んでいます。
今回は、そんな難しい条件の中でも
土地を値下げ交渉し、最終的に“総額5,700万円”で予算内に収めた成功事例
を紹介します。
実例紹介:30代子育て世帯が想定通りに家づくりを完了できた話
STEP1:土地1,580万円 → 1,500万円へ値下げ成功
最初に検討した土地は 1,580万円の高低差ありの物件。
周辺相場より安く見えるものの、
以下の“追加コストリスク”が高い土地でした。
この土地でチェックしたポイント
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高低差(造成費アップの最大要因)
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擁壁(古い場合はやり替え費100〜300万)
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控え壁の追加可能性
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ブロックフェンスの必要性
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境界明示の有無
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契約不適合責任の範囲
これらのリスクを踏まえて買付申し込みをする前に住宅会社にもしっかり確認してもらいながら
売主側と価格交渉した結果…1,580万円 → 1,500万円(▲80万円)で購入決定
土地の“本体価格”ではなく
総額で考えて土地を選べたことが成功ポイント。
STEP2:住宅会社からの初回見積4,950万円 → 最終引き渡しを考えると5,700万円になることを想定して計画を
住宅会社から最初に出てきた見積もりは…
👉 総額資金計画:4,950万円
ただし、初回見積には
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外構
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地盤改良工事費
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照明・カーテン・エアコン・引越し代
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金融機関諸費用
- 追加工事費
などが入っていないことが多く、このまま進むと
「完成したら総額はもっと大きくなる」
という典型的なパターンでした。
そこで、過去の事例からかかってくる費用を算出して
最初から“総額5,700万円以内に収めるプラン”で全体を再構成。
建物仕様・外構・造成・諸費用をすべて整理した結果…
最終お引き渡し時総額:土地+建物+諸費用 = 総額5,700万円で着地
初回見積より総額が増えたのではなく、
最初から総額を正しく見積もれた成功例 です。
STEP3:“現実的な相場”を理解していたことが成功の鍵
2025年現在の建物価格帯は以下の通り。
■建物相場(延床30坪の家)
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大手HM:4,500〜6,000万円
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中堅HM:3,800〜4,500万円
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地元工務店:3,000〜3,800万円
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ローコストHM:2,800〜3,000万円
今回のお客様はライフプランでは6000万円はいけると判断して
でもそこまではかけたくないというお客様の要望も考えて
総額5,700万円に収まるように住宅会社を選定できたのが良かったです。
「この建物がこの価格になること」を理解できていたからこそ、
予算オーバーにならずに済んだ といえます。
STEP4:住宅ローン金利も改善
いくつかの金融機関で住宅ローンの事前審査を出して
当初出てきた金利は…
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変動:0.975%
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固定:2.10%
という数字でした。
そこで各銀行を比較し、担当者と交渉した結果…
👉 変動:0.85%(▲0.125%)
👉 固定:1.95%(▲0.15%)
という数字が取れるとのことでこのお客様の属性では
なかなか良い数字を取ることができました。
■金利改善の効果
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変動なら → 総額60〜80万円の削減
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固定なら → 100万円超の削減ケース
ローンの選び方だけで
総支払利息をぐんと下げることができました。
(※全てのお客様で金利交渉ができるわけではありませんが・・・)
最終の引き渡し時の総額は・・・?
✔ 土地:1,500万円
✔ 建物+外構+付帯工事+諸費用:4,200万円
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👉 総額:5,700万円で着地
予算通りの着地になり
最初に立てた計画通りの金額で家づくりを完了できました。
お客様の声
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「土地の選定は土地以外の費用までわからなかった」
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「初回見積だけでは危なかった、総額の予想値を知って進められたので安心できた」
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「ローン金利まで下げてもらえたのが大きい、あそこまでは自分たちでは無理」
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「結果、予算内で全部収まって安心できました」
まとめ:予算オーバーを防ぐには“3つの視点”が必須
✅ 土地のリスク(高低差・擁壁・境界・契約不適合)を見抜けるか
✅建物は“初回見積”ではなく“総額”で判断できるか
✅ ローン金利を比較・交渉して総額を抑えられるか
この3つが揃えば、
家づくりは失敗ないと言えます。
まずは“ライフプランニング”であなたの適正な予算を明確に
予算オーバーを避ける一番の方法は、
先に“無理なく買える金額”を知っておくこと。
しっかりとライフプランニングを作成して
マイホーム購入の適正額を知った上でその金額以内に引き渡しができるように
進めていけるようにしましょう。
お家づくりを成功させたい方はぜひご相談くださいませ!
