住宅ローン控除の「年末調整」忘れてない?|確定申告した人も提出が必要な書類と注意点まとめ【2025年版】 - 失敗しないお家づくり/住宅ローン相談ならおうち購入研究所

OKDブログ お知らせ ライフプラン 住宅ローン 研究所コラム

住宅ローン控除の「年末調整」忘れてない?|確定申告した人も提出が必要な書類と注意点まとめ【2025年版】

こんにちは、OKDコンサルティングの岡田です。

2月〜3月に「住宅ローン控除(住宅借入金等特別控除)」の初回の確定申告をされた方も多いと思います。

その後、毎年の控除は「年末調整」で会社が手続きしてくれますが、実は放っておくと控除を受けられないケースがあるんです。

毎年10月〜11月ごろ、税務署から「住宅ローン控除の申告書」と「年末残高証明書」が届きます。

これを勤務先に提出し忘れると控除が止まってしまう
ため、要注意です。

 

【この時期にやるべきこと】

住宅ローン控除を継続して受けるためには、以下の2つの書類を会社に提出する必要があります。

✅ 1.「住宅借入金等特別控除申告書」(税務署から届く)

  • 初回の確定申告後、2年目以降は毎年自動的に税務署から送付されます。

  • 年末調整の時期(11月ごろ)までに会社へ提出します。

✅ 2.「住宅ローン残高証明書」(金融機関から届く)

  • 銀行や住宅金融支援機構から10月ごろ郵送されます。

  • 借入先が複数ある場合はそれぞれ必要です。

【よくあるミス・トラブル】

  1. 書類が届いたけど放置してしまう

     → 提出しないと控除がストップ。翌年の確定申告で再申請が必要。

  2. 転職した・会社が変わった

     → 前職とは別に再提出が必要。新しい勤務先に控除書類を出しましょう。

  3. 住宅ローンの借り換えをした

     → 再度「確定申告」が必要。借り換えた年は会社任せでは控除が受けられません。

    【控除を受けるとどのくらい違う?】

    例えば、年末残高が3,000万円で控除率が0.7%なら、

    👉 年間21万円が所得税・住民税から戻ることになります。

    提出忘れは、「21万円の損失」になりかねません。


    【まとめ】

    住宅ローン控除の「2年目以降」は、会社に提出するだけで手続き完了です。

    ただし、提出し忘れると控除が途切れてしまうため、書類が届いたらすぐにチェックしましょう。

O.K.D 岡田

趣味は子供のPTA活動。 PTA会長の経験もあるパパFP(ファイナンシャルプランナー)です。 中立的な第三者の立場から、住宅購入や資産運用について専門的なアドバイスを提供。 おかげさまで相談件数は合計1,400件を超えました。 定期的に勉強会やセミナーを開催中。 個別相談も初回90分間は無料でご提供しています。 是非お気軽にご相談くださいね。 LINEでも情報発信しております。  イベント情報や、資産運用のコツなど配信あるかも・・・ 是非ご登録をお願いいたします!!

-OKDブログ, お知らせ, ライフプラン, 住宅ローン, 研究所コラム

Copyright© 失敗しないお家づくり/住宅ローン相談ならおうち購入研究所 , 2025 All Rights Reserved.